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交通事故の被害者となった場合には弁護士を頼る

最終更新日 2024年4月19日 by dolmen

⒈保険会社はできるだけ慰謝料は払いたくないもの

日常生活を送っていると、いろいろな出来事もあります。
病気やケガなどをしてしまうこともありますが、時には交通事故などに巻き込まれてしまうというケースもあるでしょう。

歩行中であっても車やバイク、自転車などがぶつかってくることもあります。
また、自分も車で運転中に相手側との接触などする可能性などもでてきます。

どちらが加害者であり被害者かという点は、その時の状況から判断する必要もありますが、被害者となった場合には自力での解決よりは専門家を頼るほうがいいでしょう。

基本的に、個人で事故などの被害者となった場合に対処しようとしても、法律などに詳しくない点や保険会社などに相談しても、保険会社側としては、できるだけ慰謝料などを払いたくないという立場です。

事故などが起きた場合のための保険とはいえ、慰謝料や治療費などを支払うということは、会社側としては利益が減るということも意味します。
したがって、交通事故などに巻き込まれてしまった場合に、頼りになると思われる保険会社ではあっても支払われる金額に関しては、保険会社のいうなりという状態では、損をしてしまう可能性もでてきます。

個人では事故での被害、ケガなどの状態など人によって状況の違い、慰謝料、治療費などの違いがありますが、相場というものがわかりません。
この点からも、保険会社側が提示した額などが適正なのかどうかの判断がつかないという点がデメリットともいえます。

⒉弁護士や家族、友人などの支えなども事故の時には重要

そのため、弁護士を頼るという方法をとることで、法律などに詳しい専門家が味方につくことになります。
そのため、自身が法律に詳しくないという場合でも、専門家がいるということで自分の代わりにいろいろと対処してくれるというのは、とても心強いといえます。

特に、交通事故の場合には、精神的にもかなり動揺している点からも、冷静な判断ができない可能性などもあり、ケガなどしていればしっかりと自分で対処するということは難しいでしょう。

そのため、自分の代わりに対処してくれる人がいればとても助かります。
また、家族や友人などの支えなども事故の時には重要です。

精神面の安定を図るという意味でも、身内や友人、専門家を頼るようにしましょう。
一人ですべて背負い込んでしまうと、精神的にかなり厳しい状況となりがちです。

また、裁判などになるというケースでは、専門家のいない状態で個人で行うと、被害者であるにもかかわらず、法律などに詳しくない、相手側に弁護士がいるというような状況では、裁判上不利になるケースもでてきます。

このように、素人が自分一人で頑張ろうとしても、初めての事故などの場合には、経験や知識が圧倒的に不足しています。
きちんとした対応が難しいため、弁護士などを頼るというのはとても有効な手段といえます。

⒊無料相談や着手金無料の弁護士さんを探すのもあり

弁護士に依頼する場合には、無料相談などもできる事務所もあるため利用してみるというのもいいでしょう。
また、費用に関しても着手金をとらない、報奨金は、獲得した金額からとるなど被害者側にしてみると都合のいい費用体系になっていることもあるため、費用的な面からもどこに依頼するかの基準にしてみるといいでしょう。

弁護士費用と弁護士費用特約

ただでさえ、事故に巻き込まれている状態で、費用が高額であったりするというのは生活上においてかなり厳しい状態に陥ってしまうケースもあるため、ネットなどで情報を集めて検討してみることが大切です。

交通事故の場合に、損害賠償を求めても適正の金額が個人で交渉しても支払われるのは難しい傾向もあります。
そのため、専門家である弁護士がいることで、金額が上がる可能性が高くなります。
増額し示談となるため結果として納得のいく金額となるケースも多くなります。

このように、弁護士がいることでいろいろとメリットがでてくるため、交通事故の際には自分一人ではなく専門家を通じていろいろと交渉してみるということも大切です。

事故では、ケースバイケースのため一概には言えませんが、精神的にもかなりのショックを受けている状態です。
しっかりと対処できると思っていても、個人で動いて最終的に事故の処理や賠償請求などをして支払われることになっても、それがすべて納得のいく状態かというと難しいものがあります。

相手が有利な状況となる、保険会社の支払いに対して不満があるなど被害者側が納得のいかない状況になる可能性も高いのも事実です。
事故などに慣れている、何度も経験しだいたいの流れや被害者側からの請求に関して保険会社の対応の相場などいろいろと知識があるというなら別ですが、大半の人は、事故を何度も経験しているものではなくほとんど初めてであるか、事故に対しての知識や法律などに詳しくないケースです。

適正な慰謝料、賠償請求、裁判などになった際の対応など素人では難易度の高い問題です。
この点からも、無理をせず専門家の知識を借りる、自分の代わりに動いてもらうことで、納得のいく形で決着をつけることが大切だといえます。