最終更新日 2024年4月19日 by dolmen
抜け毛が多いという場合には、薄毛になる可能性があり注意も必要です。
AGAなどの場合には、生え際や頭頂部から抜け毛が増え、徐々に髪のボリュームがなくなり薄毛になる傾向があります。
それ以外にも、皮脂の過剰な分泌によって頭皮に炎症を起こし、それが原因となる脂漏性脱毛症や原因がはっきりとしませんが、円形脱毛症などがあります。
また、女性の場合では、ダイエットなどをすることにより食生活の乱れなどが原因となる脱毛症や髪を束ねたりすることにより髪自体を強く引っ張ってしまう状態が長時間に及ぶことで、抜け毛の原因となるけん引性脱毛症などもあり、このようにさまざまな原因から抜け毛の増加や薄毛に悩む方も増えています。
対策としては、どのような原因で抜け毛が増加したのかを把握してそれに合わせた対処をすることが重要です。
※「辻が考える脱毛症の原因」も参照
基本的に、頭皮の状態が悪化している場合には、食生活や生活習慣といった肌などに悪影響となる乱れた習慣を改善してみることや肌を清潔に保つということも重要だといえるでしょう。
ただし、清潔にしたいからといって、シャンプー剤などが原因となる可能性などもあるため自分の頭皮の状態、肌質に合ったシャンプー剤などを利用するということも重要なポイントといえます。
シャンプー剤なども洗浄力の強いものがあり、汚れなどはきちんと落とすことができても、肌に必要な皮脂なども同時に落としすぎてしまう可能性があり、これが原因でフケの増加や頭皮の荒れを引き起こす可能性などもでてきます。
そのような状態が続いてしまうと、抜け毛増加につながるためシャンプー剤なども一度、チェックしてみて自分の肌質に合っているかどうか判断し、肌質に合わないという場合には、洗浄力の少し弱いタイプの商品を選ぶようにすることで対策につながります。
また、抜け毛増加を防ぐためには、疲労やストレスを溜めないということも重要です。
特に過度なストレスは、頭皮だけでなく胃腸への負担や自律神経やホルモンバランスなどにも影響することがあります。
特に、抜け毛増加に影響となるのはホルモンバランスの乱れです。
そのため、できるだけストレスを溜めない生活をすることや適度な気分転換を行うということも重要だといえます。
日常生活においても、職場で仕事をする場合でもストレスを感じてしまうことは多いことでしょう。
ですが、そのような状況が続いてしまうと体にもさまざまな影響がでてしまうため、できるだけ生活状況を改善していくことも対策につながります。
人間関係に悩んでいるという場合には、仕事をかえて、他の職場に移るなどすることで問題が解決することもあります。
また、趣味を楽しむことや気晴らしに出かけるなど気分転換をすることもストレスの解消につながります。
健康面なども考慮するならば、スポーツなどをして運動をする習慣に加えて、気分転換してみるというのも有効な手段といえます。
人によってストレスの解消法はさまざまですが、自分に合った解消法を見つけることが重要です。
ダイエットをするという場合には、体のこともよく考えて食事制限などを行うことが重要だといえます。
ただ痩せたいというだけで、体を壊してしまっては意味がありません。
体に必要な栄養はきちんと補うことはとても大切なことだといえるでしょう。
栄養バランスなどを考えた食事メニュー、無理をし過ぎないダイエットを心がけることで、体調不良を防ぐことにもなり、抜け毛増加、薄毛などを防ぐための対策にもつながります。
髪型などによって、ゴムなどで髪を束ねる方もいるでしょう。
ですが、髪を束ねるなどした場合には、常に髪の毛に対して負担がかかることにより、毛根などにもダメージとなることがあります。
この点から、あまり毛根にダメージを与えないように、長時間同じ髪型にしないことやゴムなどで束ねなくて済むような髪型にしてみるなども対策の一つです。
その他にも、注意したいのが紫外線といえます。
肌にダメージを与えないようにするための対策は、きちんとしているという方もいるでしょう。
ですが、顔や首、腕や足などには注意はいっても、頭皮などまで気を配るということはなかなかありません。
ですが、頭皮なども髪の毛である程度防げているとしても、髪の分かれ目などは頭皮がむき出しの状態です。
そこに紫外線を長時間浴びてしまうことで、これも当然のごとくダメージとなります。
特に、夏場の日差しがきつい時期などの場合にはしっかりと紫外線対策をすることが重要です。
帽子や日傘などで防ぐようにするといいでしょう。
脱毛症は、さまざまな種類があり原因なども違いがあります。
自分で抜け毛が増えてきたと実感した場合には、できるだけ早めに原因を探り適切な対策をするように心がけましょう。
対処が遅くなってしまうと薄毛が進行してしまうため、少しでもその進行を食い止める、遅らせるためにもきちんとした対策を早めに行うことが大切です。